【週間示唆-振り返り】
週間示唆は下記の記事より。
週足三角水色ラインへの張り付きで終わった1週間。当初の紫レンジ上限を超えたため、様子見実施。その後レンジ内へ戻るも、下抜けもせず動きがなかった。
【ポンドル】
当初の戦略では②の黒チャネル下抜け押し安値更新後の戻り売りを検討していたが、チャネル抜けの戻りが入って、WトップならぬFourthトップのような形を作った。
こうなると話は変わってきて、戦略としては下記の通りとなる。
最も大事な環境認識(今週週半ばの高値時点)
①チャネル抜けの戻りがチャネルタッチで抑えられた(レジサポ転換)。
②それまでの高値が全て紫水平線の戻り高値で抑えられている。
※週間示唆の時点でこの認識はあるが、それが強まった。
③週明けからの下落も押し安値を更新していなかった。
④長中短のMAはDCを維持している。
上記から、【切り上げラインへのリテストをつけた後の真の下落】を想定する。
なぜならば、②の時点では①の値動きを完成していなかったので下抜けすることができなかったという逆説が成り立つからだ。そしてリテストをつけたならば、後は下落するだけである。といった具合に解釈する。
具体的なエントリポイントは2パターン
①20MAへの寄り付きを待ってからのエントリ
②紫水平線抜けの即乗り
実際の所、今回の場合は週半ばの高値後のローソク足のどこから乗っても問題はなかったと思うが、適切なエントリの形を自分の中で定着させるため、たいてい上記のようなエントリを心がけている。
今回の場合のベスト決済位置は、リテストからの下落を1波と捉えてその値幅を2波の頭に合わせた時の位置で、実によい取り方ができる。
もう1つは、黒切り上げラインの起点である水色水平線付近まででもいい。
【ポン円】
Wトップからの下落が黒チャネルを下抜けし、その下落がWトップの谷から引かれるネックラインも下抜けした。その後の戻りを待って、売りエントリという形ができており、週間示唆②の戦略通りだった。
この戻り売りを狙うといった場合、基本的には20MAへの引きつけを待ってからエントリできるのが1番よい形だと思う。
決済もポンドルと同じように1波分のエネルギーを取るか、チャネルの起点の水平線辺りで十分取れると思う。
【ユロドル】
日足緑チャネル上限でWトップを作り、トレンドをつけながら黒チャネルを下抜けした。週間示唆戦略③の通り、黒チャネル下限を割り込んでからの戻り売りが実行できた値動きだった。
ポンドルの時と違うのはWトップの右肩からの下落が谷のネックラインを小さくトレンドをつけて下抜けし、そのままチャネルも抜けた点にある。
チャネルへのリテストを待つのが理想的ではあるが、その条件を破棄できるパターンが現れている。
トレンドをつけながら下抜けしたという点だ。
自分の場合、このような局面であれば即乗りでも構わないと思っているし、または20MA引きつけからのエントリを実施するように心がけている。
決済位置はチャネルの起点が遠いと感じるのであればその途中のネックラインまでがよい。今回の場合、Wトップの等倍位置かその近辺の水平線がいい。
【ユロ円】
4H
1H
200MAに抑えられた後に、節目もつけずにだらだら下落していった。
1Hレベルでは三尊からの下落でトレンドをつけながらの下落だったので、下位足で見ていれば入れたかもしれない。
週間示唆②や③の戦略が取れた場面だが、4Hで監視していた自分は見落としていた。条件に合致したものがなかったのでノーエントリ。
決済の目処としては、紫または緑のダウントレンドライン付近になると思う。
1Hレベルでは三尊からの下落でトレンドをつけながらの下落だったので、下位足で見ていれば入れたかもしれない。
週間示唆②や③の戦略が取れた場面だが、4Hで監視していた自分は見落としていた。条件に合致したものがなかったのでノーエントリ。
決済の目処としては、紫または緑のダウントレンドライン付近になると思う。
【ドルカナ】
週足水色チャネル下限をサポートにした反発が紫ダウントレンドを抜けた。その後もトレンドをつけてぐいぐいと上昇して戻り高値でクローズ。
週間示唆②のトレンドをつけたことを確認してからの押し目買い戦略が取れた値動きだった。
今回の場合、水色チャネル下限からの反発を確認していることが重要なポイントになったと思う。先週の大きな下落でダウントレンドへの転換を考え始めていた。
とすると、赤水平線が気になる所だと思うのだが、週足レベルのチャネル底からの反発という認識があると少し変わってくる。
最も大事な環境認識
①先週の下落は大きなスイングで節目の戻り高値からの下落に、ほとんどトレンドがなかった。
②週足の水色チャネル下限からの反発が発生している。
③トレンドをつけながら反転上昇している。
節目のない大きな下落は、その分ネックラインが少ないので大きく戻しやすい傾向にあると考えているので、それと上記3点を踏まえると、赤水平線はあまり気にならなくなる。とすると、戻り高値までの値幅を取りに行くトレードを検討できるようになる。
エントリポイントは20MAにローソク足が乗った辺りか、適当なところへ切下げラインを引き、その抜けからの即乗りがいい。
【カナダ円】
緑チャネル上抜けでトレンド転換かと思ったが、再びチャネル内に押し込まれて下落。
今週一番警戒しながら苦労した相場だった。
というのも、緑チャネル上抜けが発生した以上、チャネル上限へのリテストを待って、買いエントリをするのが当初の戦略だった。
ところが抜けが甘いというか、窓開けの影響か20MAがチャネル抜けまでついてこなかったのと、押しが黒切り上げラインへ入るのではないかという考えもあったので、上か下かというのがなかなか判断しづらかった。
実際の所は高値からトレンドをつけながら黒切り上げラインを下抜けしたので、その時点でようやく目線を下に固定できた。カナダ円はそういう中長期チャネル抜けをしつつも元の流れに戻ることが多かったのも苦心したポイントだった。
ここで注意するのは、トレンドをつけた場合、切り上げライン抜け即乗りをするか否かという判断だった。
緑チャネル上抜けに20MAがついていかなかったという前提の認識があったので、20MAへの引きつけを待ってエントリが慎重な判断と思う。結果的にそれが切り上げラインへのリテストも兼ねた。決済位置は水色水平線付近を目安にしている。
今週一番警戒しながら苦労した相場だった。
というのも、緑チャネル上抜けが発生した以上、チャネル上限へのリテストを待って、買いエントリをするのが当初の戦略だった。
ところが抜けが甘いというか、窓開けの影響か20MAがチャネル抜けまでついてこなかったのと、押しが黒切り上げラインへ入るのではないかという考えもあったので、上か下かというのがなかなか判断しづらかった。
実際の所は高値からトレンドをつけながら黒切り上げラインを下抜けしたので、その時点でようやく目線を下に固定できた。カナダ円はそういう中長期チャネル抜けをしつつも元の流れに戻ることが多かったのも苦心したポイントだった。
ここで注意するのは、トレンドをつけた場合、切り上げライン抜け即乗りをするか否かという判断だった。
緑チャネル上抜けに20MAがついていかなかったという前提の認識があったので、20MAへの引きつけを待ってエントリが慎重な判断と思う。結果的にそれが切り上げラインへのリテストも兼ねた。決済位置は水色水平線付近を目安にしている。
【振り返りまとめ】
戦略に従うこと。その戦略にそぐわない値動きならば手出ししないこと。
自分の手法に照らして、淡々と処理することの尊さがとても実感できた1週間だった。
これを常に心がけていきたい。
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