【週間示唆-2021/3/29~2021/4/2】
【ドル円】
週足
日足
週足で見ると年開けからの力強い上昇はいよいよ天井圏に差し掛かってきているように見える場面。黄色チャネルよりは黒チャネルを意識したいところ。日足ではオレンジチャネルを引いて角度を観察中。意識される赤水平線で一旦抑えられている場面。天井圏として週足月足の出来映えを意識したい。上ヒゲを形成中と見るか実体で目一杯高値を作るかという視点で見ていきたい。
4H
4Hでは直近の流れを黒チャネルで観察中。この角度の中で押し戻りを捉えたい所。基本的に上昇チャネルなので底値から拾うか、最高値から逆張りするかという形。現状では紫MA上抜けの押し目買いからのロング勢は決済目安にかかったところで一旦小休止となっていると見る。売り方としては4Hでは捉えづらいところか。日足の天井を意識するとしばらくは様子見が吉と思われる。この黒チャネルを利用した売りをするとすれば最上段からの売りを検討すべきと思われる。従って取れる戦術は以下の通り。
①紫20MA押し目買い
②日足天井となる黒下降チャネルタッチからの逆張りの売り。
③1Hor15Mで20MA下抜け後の戻り売り
【ポンドル】
週足
日足
週足は青チャネル下限で軽く停滞している場面。ピンクラインは月足のレンジ帯と三角ラインとなっている。日足は青チャネルを割り込んだあとの戻りを取っている場面。紫MAは未だチャネル内にあるところ。
4H
4Hとなると直近の流れを捉えるのに四苦八苦しているところ。フィボ準拠では50%戻りからの下落として150%ラインまでの下落を基本目線としている。黒チャネル上限と赤チャネル上限が重なるポイントが売りの最上段と見る。ここで下位足の波を見て売りに入れるかを注視したい。また黒切り上げラインへのリテストの流れを踏まえるとこの当たりで反転するか上抜けていくかで目線が決まってくる考える。従って取れる戦術は下記の通り。
①水色BOX上限タッチからの売り
②水色BOX上抜け後の押し目買い
【ポン円】
週足
日足
週足はポンドルとは逆に青チャネル上限一杯に差し掛かっているところ。上値の余地はまだあるように見受けられる。日足では久しぶりに調整の下落が入ったところ。売り目線で最上段から入っていたものの直近ラス押しの水平線を抜けられずに再度上昇となっている。
4H
4Hでは黒チャネルを引いて細かく観察中。200MAでの5波Wボトムが強い上昇の原動力となった。今後の戦略的要は青裏チャネル上限とオレンジチャネルの交点際での攻防がどちらに決着するかと見ている。先週夜のラインタッチからの売りで入っていない場合は週明けは少し様子見したい。ここで上抜ければさらに高値を狙ってくると思われる。反転した場合はこのWボトムからの上昇を2波戻りとした3波下落を期待したい流れとなる。従って取れる戦術は下記の通り。
①現在値からの反転確認後の戻り売り
②オレンジチャネル上抜け後の下位足押し目買い
【ユロドル】
週足
日足
週足は青チャネル上限からの調整下げとして月足三角のピンクラインへの下落中と見る。緑MA付近での動きに注意したい。日足はハーモニック系の下降チャネルとして下ブレが強いものの角度的には常にサポートされていることが見て取れる。この流れを継続しながら青チャネル底と水色MAやピンクラインへのタッチを狙ってくるものと考える。
4H
4Hは水色チャネルのフラッグを下抜けした等倍幅を取ったところで小休止となっている。売りの流れは継続と見て黒切下げラインからの売りもしくは直近の紫MAからの売りが基本となると思われる。買い方としても黒切下げラインを超えるまでは様子見したいところ。従って取れる戦術は下記の通り。
①黒切下げラインからの戻り売り
②紫MAからの下位足戻り売り
③黒切下げライン上抜け後の押し目買い
【ユロ円】
週足
日足
週足は月足三角ピンクラインへ達したことでひとまずの目標は果たされたと見る。今後はここからの転換となるか上抜けとなるかという揉み合いを注意したい。日足は直近の角度を黒チャネルで観察し、ここも天井タッチとなって一旦の調整下落が先週の流れだった。未だ青チャネル内にある場面。
4H
4Hでは黒裏チャネルを引いて観察中。4波戻りをイメージしており再下落となるか上昇継続となるかを見ている。全体として売りも買いもしばし様子見したいところ。売りのポイントとしては最上段が赤水平線位置、その下が黒チャネル上限タッチ位置、それ以外にも黒水平線やピンクラインがあり、ゾーン帯として抵抗線が散見される。図示していないが、最高値から引かれるダウントレンドラインをWボトムから上抜けて、そのリテストが入っていない局面でもあるので、いずれにしろ一旦の売りが入る可能性が高いと見ている。買い方としては青水平線でサポートされた場合の買いか赤水平線を上抜けた後の押し目買いかという場面。大底の青チャネルライン下限からの反転も意識したい。従って取れる戦術は下記の通り。
①黒チャネル上限タッチからの反転確認後の売り
②赤水平線タッチからの反転確認後の売り
③赤水平線上抜け後の押し目買い
【示唆まとめ】
久しぶりの週間示唆ということで3時間くらいかけての執筆となった。
売りも買いも抵抗がどこか目標がどこかを常に意識したい。大きな流れと直近の流れ。波を支配する角度の捉え方は常にアップデートしていきたい。
反発ポイントが見えていても1発で反転するのか何度も攻防を繰り返して反転していくのか、はたまた上抜けて行くのかは予見できないので、示唆はあくまで示唆と割り切って臨機応変に対応していきたいところ。
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